こんにちは、思考の学校事務局です。
2026年10月6日(火)京都・貴船神社にて「大地の再生ワークショップ」を開催されました✨

当日はギフトの魔法というオンラインコミュニティから募って、約30名の方にご参加いただき、正式参拝から宮司さんと侑嬉校長のお話、そして奥宮でのフィールドワークでは、奥宮という神聖な場所で、実際に作業に関わらせていただけるのは、とても貴重な機会となりました。今回は本イベントの様子をお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
なぜ思考の学校が「大地の再生」に取り組むのか
大地の再生とは、土の中にある水や空気の流れを整え、自然が本来持っている循環を取り戻していく環境改善の取り組みです。
固くなった土に空気と水の通り道をつくり、木々の根が呼吸しやすい環境を整える。そうすることで、大地が再びいきいきしはじめるんです。
大地の再生では、土の中を巡る水や空気の流れに心を配り、見えないところが綺麗になるように手を動かします。見えない部分を大切に整えるこの営みは、潜在意識を綺麗にしていくことと通じています。
侑嬉校長は、もともと自然に関わることをしたいと考えていて、2025年に大病をしたことをきっかけに、「残りの人生は、『自然環境がよくなること』と『人の意識の進化』の二つに関わることだけをやっていこう」と決意。その思いから、思考の学校として大地の再生に関わっていくことになりました。

まずは本宮で正式参拝。貴船神社は水の共有を司る神様をお祀りする、全国の水神の総本宮です。これから大地に触れさせていただくご挨拶を、最初にみんなで行いました。
「気生根」気力が生じる根源の地
参拝のあとは、貴船神社の高井大輔宮司と宮増侑嬉校長にお話を伺いました。

そして貴船は、かつて「気生根(きふね)」と書かれ、気力が生じる根源の地と呼ばれていました。
「なぜかわからないけど、ここに来ると気力が蘇る、心が洗われる。川のせせらぎなど、そういう地だと古くから言われてきました」
全国の貴船神社の総本宮でありながら、全国で貴船神社は500社あるのですが、記載を統一して、今の貴船という名称になったそうです。
貴船の地で“自分を見つめ直す地”ということを昔から言われていますから、心が洗われるパワースポットの語源が始まりなのではと半分冗談で半分本気で思ってらっしゃるとお話しされていました。

なぜ、大地の再生だったのか
貴船神社は、鞍馬山と貴船山にはさまれた神社です。少しの災害でも大きな被害を受け、樹木医さんにお願いしても、木々に大きな変化は見られなかったそうです。
そんなときに出会ったのが、大地の再生でした。神職の方が長野・安曇野のワークショップに参加して手応えを感じ、5年前に参道から境内の施工が始まりました。
「樹木医さんは木に薬剤を打つ。でも大地の再生さんは、木には一切触れません。大地に触れるんです」
その変化は、翌年にははっきり表れました。参道の紅葉も、樹齢800年といわれる桂の木も、見違えるほど元気になったそうです。

8年前の台風で大きな被害を受けたことも重なり、氏子22軒とともに「貴船森づくり協議会」を立ち上げました。今では境内だけでなく、一般の方も募りながら、山全体の再生に取り組んでいます。
神社は「宣言」の場所

侑嬉校長は、ある日インスタグラムで貴船神社での大地の再生の施工を見つけて、「いつか関われたら」と思い続けていたのだとか。
旅と潜在意識をテーマにした著書で、結社(ゆいのやしろ)に祀られる磐長姫命(いわながひめのみこと)を紹介しています。
「過去の恨みはもう終わりにして、これからは人の幸せのために自分のエネルギーを使っていこう。そう宣言する場所として、ぜひ行ってくださいね」
これを受けて高井宮司さまも、「神社は本来、願いが叶う場所ではなく、誓いや感謝、宣言をする場所です」とお話しくださいました。
全ては相似形 ー 大地の蓋と、心の蓋
侑嬉校長が大地の再生を自分ごととして感じたのは、鎌倉に建てた思考の学校の事務所でのこと。敷地内の樹齢180年のスダジイの木が弱っていて、大地の再生の方が土を少し触った瞬間、校長自身の呼吸が急に楽になったそうです。
アスファルトで大地に蓋をすると、山から地下を通って川、海へと続く流れが滞ってしまう。私たちの意識も同じで、『うまくやらなければ』『嫌われてはいけない』と自分の根っこにある思いに、蓋をしてしまうと、どうにもならない人生を作ってしまう
土が息をできるように手を動かすことは、自分の奥にある良心が自然に出てこられるようになる、大事な作業でもある、と侑嬉校長はお話しくださいました。
今日から、それぞれにできること
最後に「大地の再生の輪を広げるために、私たちにできることは?」という問いに、お二人が答えてくださいました。
- 高井宮司:「石にも水にも山にも木々にも、神様が宿る。自然に生かされているという心を取り戻すことが、まず大切だと思います」
- 侑嬉校長:「大地の再生の映画『杜人(もりびと)』の上映会を、少人数でもいいので開いてみる。ギフトの魔法のみんなで、ご近所同士お互いの家の手入れをし合うのもいいですね」

大地の再生のスタッフさんからは、「部屋の中の空気や風の通り道を考えて、物の配置を変えるだけでも変わります」というアドバイスも。ベランダの緑化もおすすめだそうです。
お話のあとは、みんなで昼食をいただきました。雑穀ごはんにスープ、かぼちゃや紫芋、青菜、ひじきなど、季節の野菜がたっぷり詰まったお弁当です。お弁当は、京都府綾部市にある綾部つむぎさん「自然色おばんざいやさん」の手作りです。天然のやさしい味を囲みながら、参加者同士の会話も弾んでいました。

奥宮へ、大地の再生の現場を歩く
昼食のあとは、いよいよ午後の部。大地の再生のスタッフのみなさんにご案内いただきながら、実際に施工をした場所を巡り、奥宮まで向かって歩きました。

立ち止まったのは、貴船神社の門の前や参道、奥宮前。スタッフさんが施工前の写真を見せながら、これまで貴船神社で行われてきた大地の再生の工事について解説してくださいました。

表参道の下から始まった施工の場所や、元気を取り戻したエリアを、3〜5年前に行った施工前の状態と現在の状態と見比べながら歩きました。大地の再生の施工を行うと草との色や苔の色まで変化するそうです。

奥宮で大地に触れるワークショップ
奥宮に到着したら、いよいよワークショップです。まずはスタッフさんから、具体的な穴の堀り方、空気と水の流れをつくる方法についてお話を伺いました。
その後、移植ゴテや小さなスコップを手に、参加者のみなさんも実際に作業を体験。小さな穴を掘って固くなった土をほぐして、空気と水の通り道をつくる作業を行いました。

参加者さんの感想
ワークショップの最後には、参加してくださった皆さんからひとりずつ感想を伺いました。その一部をご紹介します。

「お話を聞くだけでなく、実際に手を動かして施工体験ができました。ほんの小さな穴でも、ここから生き返っていく。たった一つの行動が次につながるんだと体験できて、すごく有意義な一日でした」(京都市内から参加・Aさん)
「庭に生える草との戦いのような生活で、いかに草を生やさないかという意識でした。その草が実は大地や植物を守ってくれていたんだと知ることができて、すごく良かったです。お寺で上映会ができたらと思っています」
(愛知県から参加・Sさん)
「2回目の参加でしたが、とにかく楽しくて、土とともに自分も元気にさせてもらっている体感があります。今日学んだことを愛知の家の小さな庭から再生していきたいですし、名古屋で映画の上映会を開けるよう頑張ります!」
(愛知県から参加・Kさん)
「5月に来たときも貴船さんの森が素晴らしいと大感動していました。今日のツアーでビフォーの写真を見せていただいて、これだけ変わるんだと衝撃でした。この活動をいろんなところに広げていけたらいいなと思います」
(神奈川県から参加・Hさん)
北は札幌、全国から集まったみなさん。「家に帰ったら自宅の庭でやってみたい」「地元で上映会を開きたい」という声が印象的でした。
大地の再生の活動を、未来へつないでいくために
見えない土の中を整えることは、自分の内側を整えることにも通じています。
今回の一日は、貴船神社での大地の再生の活動を知るだけではなく、自分自身の内側にも目を向ける時間になったのではないでしょうか。
ご参加いただいたみなさん、そしてこのような貴重な機会をくださった貴船神社のみなさま、大地の再生スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

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「ギフトの魔法」は、お金に対する不安や恐怖から解放され、「与えること」の喜びを通して本当の豊かさを実践していくオンラインコミュニティです。ギフトエコノミー(贈与経済)の考え方をもとに、仲間とともに新しい生き方を実践していきます。
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