鬱と適応障害、親子で乗り越えた苦悩からの脱却！【受講生インタビュー】

娘が退職した頃、私自身もご飯が食べられない、眠れないという不調があり、病院に行ったら鬱と診断されました。会社の人間関係で悩んでいたので、それが原因かなと思い、解決策を探していました。

退職日の夕方、同僚たちに送り出されてから、駐車場で社長から10万円入った封筒を渡されました。約20万円の振り込みは、少し躊躇もしましたが、結局半分すぐに帰ってきました。

すると、結構ひどいことを思っていて、自分でも「これは鬱になるわ」と感じました。

結局、「口に出さなければ自分が思うことは自由でしょ」と思っていたことが原因の根底にあることに気づきました。相手への見下しや攻撃、自分攻めの思考が現実に現れていることに気づけたのが、自分にとって大きな収穫だと感じました。

生前の父に対しては、見下しや怒りで避けていたのですが、困ったときに助けてくれたのはいつも父だったことを思い出し、ごめんなさいという気持ちになりました。感謝の気持ちを忘れて、怒りだけを両親にぶつけてしまったことを後悔しました。

この事実に気づいたことが、私にとって1番の変化につながったと思っています。

今思えば、私の体のことを思ってのことだと分かるのですが、当時の私は「迷惑をかけているから捨てられるんじゃないか」って不安で、大泣きしていました。その頃の気持ちがずっと心に残っている気がしたんです。

商売で忙しいのに遠い道のりを送り迎えして、泣きじゃくる子どもを置いて、親はどんな気持ちだったのだろう。50年経ってやっと少し気づけました。

今考えると、そうするしかなかったと理解もできます。もっと優しい言葉をかけておけば良かったと、心の中で謝りました。

もともと、退職金などない会社でしたが、なぜか6ヶ月間は毎月お給料を頂けて、最後にボーナスも入ったので、退職後何も困らず療養ができました。母を連れて自分の息子のところに遊びにも行けて、思いがけないご褒美を頂けたと思っています。

改めて、見直すきっかけになっていて、特に苦しくはないです。

ある日、Q&Aで杉山さえこ先生に質問させて頂いたことで、大きな変化があったと思っています。杉山さえこ先生のお話が自分の体に染み込んで、最初から最後まで涙が止まらず、救われましたし、「今日受けて良かった」って感動した日がありました。

鏡のワークも毎日やりました。

適応障害になった娘も一緒にやっていて、どんどん症状が良くなってきて驚きました。娘は、鏡に向かって「可愛いね」と言っていたみたいです。

娘は、カフェのバイトに行き出してから、やたら「可愛い」と言ってもらえるようです。本当に、鏡のワークの効果を実感しています。