布団に潜り込む日々から一転!蓋をした「怒り」に気づき起こった変化【受講生インタビュー】

思考の学校での学びを活かして、日常生活が良い方向へと変わった受講生のお話をご紹介する「受講生インタビュー」。

今回は、幼少期からアトピーを繰り返し、食事も喉を通らなくなるほどの状態から、ご自身の体調や家族との関係性が良くなり仕事や育児を安心して行えるまでに改善したゆみこさんのお話をお届けします。

不調により、布団から出られない日々が続いたゆみこさん。横になりながら、思考の学校の存在を知り「何とかしなければ」と動いたことで、今の暮らしにつながっています。

思考の学校で学んだことを実践しようとしても、人によっては初めから上手くできないこともあります。ゆみこさんも、途中で少し休んだり、工夫をしたりしながら、コツコツと実践を重ねてきました。

ご自身の体調や仕事、育児などに悩んでいる方は、ゆみこさんの実話を通じて「自分ならどんな風に変われるのだろう」と想像しながら読んでいってくださいね。

布団から出られない…勇気を出し入学した思考の学校

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校について知った時期やきっかけを教えてください。
ちょうど1年くらい前のことです。

 

仕事が忙しくなり、家事や子育ても全部自分でやっていたせいか、ある日の朝、顔が真っ赤に腫れていました。主人も驚いて、すぐに病院に連れて行ってくれて、自家感作性皮膚炎という診断でした。

 

色々な病院に行きましたが、原因が分からず、ステロイドを処方されるだけで、良くなりませんでした。徐々に家事や仕事が出来なくなり、不安は募るばかりで、外にも出れず5ヶ月間最低限の家事だけしながらずっと布団に潜っている生活でした。

 

その時に、たまたま侑嬉校長のYouTubeを見つけました。穏やかな人柄で、この方の話なら聞けると思い、布団の中でずっと聞いていました。

 

思考の学校オンラインがその頃始まり、受講したいと思いました。しかし、体調が不安定だったこともあり、この状態で入ってもうまくいくか心配で2ヶ月ほど迷った後に、勇気を出して入学しました。

ゆみこさん
ゆみこさん

 レッスン本を読んですぐに実感!新幹線の中で号泣

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
体調が悪くなり、不安を抱えながら思考の学校に出会って、勇気を出して入学されたのですね。
もともと子供の頃からひどいアトピーを繰り返し、ストレスでひどくなっては薬で押さえるのを繰り返していました。

 

今回は特に体調が悪くなる一方で、とても不安でした。思考の学校への入学を決めてから、ほんの数日後に、たまたま見たSNSで「アトピー治療1位を2回取りました」という先生を発見し、「これだ!」と思って最後の力を振り絞って千葉まで向かいました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校に入学してすぐのことだったのですね。奇跡的な出来事ですね!
はい。実は、ちょうど千葉へ受診に行く前日、父の見直しもしていました。父に対して、今までは苦手と思っていたのですが、見直しを行ったことで「ごめんなさい」と思えるようになっていました。

 

その頃、私はご飯も喉を通らず、体力がなくて、新幹線に乗るのも不安で、受診には父が付き添ってくれました。

 

父と乗車した新幹線の中で、侑嬉校長の『気づくだけで人生が好転する思考のレッスン』を読んでいたら、「お父さんの見直しをすると、病気になった時は最高の治療をしてくださる先生と出会います」と書かれていました。まるで今の自分を後押しされている気持ちになり、新幹線で号泣してしまいました。

 

病院の先生は、話をじっくり聞いてくれて、薬のことなどの説明も丁寧でした。「大丈夫、絶対に治るから」と言ってくれる先生に初めて出会えて、本当に心強くて安心しました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
安心できる医師に出会えて良かったですね。治療の経過はどうでしたか?
正常ならば450以下のアレルギー数値が、私の場合は3000を超えていて、まだあまり普及していない最新の注射の治療をはじめました。すると、数字がみるみる良くなって、食事も食べられるようになり、外出もできるようになりました。

 

回復している実感もあって、注射治療はやらなくても良い状態になり、1年でこんなにも回復するとは思っていませんでした。仕事や家事など、色々なことができるようになって、改めて千葉まで行って良かったと思っています。

 

本当に、あのときに思考のレッスンの本を読んでいなかったら今の暮らしはあったのかなと、ありがたい気持ちで毎日を大切に過ごしています。

ゆみこさん
ゆみこさん

 思考の学校に入り、すぐに変化した父親への印象

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
本当に良かったですね。お父様の見直しについて、もう少し詳しく伺っても良いですか?
はい。本当に、見直しをする前は、父親のことを受け入れられないと思っていました。

 

すごく威圧的で、偉そうで、いつも上から目線で話す人でした。見た目も怖くて、母親にもきつく当たっていました。家族だけでなく、店員さんなどにもそのような態度で、「無理だ。怖い」と思っていました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
お父さんに対して「怖い」と思われていたのですね。具体的に、どのような方法で見直しを行われたのですか?
本をみて学び、ノートに嫌だったことやこうして欲しいと思うことをたくさん書きました。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
書き尽くした時にどのような感情が湧いてきましたか?
自分が想像以上に怒りの感情を抱えていることに気づきました。幼少期からのアトピーのことで、妹は本当に綺麗な肌なのに、どうして私は違うのだろう、これまでの病院の先生はなぜきちんと診てくれなかったのだろうという思いが根底にあったのだと感じます。

 

しかし、心のどこかで「怒ったら負け」とも思っていて、侑嬉先生から「怒りの感情を持っても良い」と聞いて、衝撃的でした。自分が怒っていることが分かり認めることができると、気持ちがすごく楽になりました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
怒りの感情を認めることで、気持ちが楽になったのですね。怒りの感情について、最初から素直に認めることができましたか?初めは、葛藤を感じる方も多いようですが、どうでしたか?
はい。葛藤はありました。一般的にみても、両親とも愛情深くて、実際に愛情をかけて育ててもらったことは理解しています。

 

父親のことについては、頭ではそう分かっていても、「違うな」と思う部分もありました。すぐには怒りを認められず、人に対して怒ってはいけないという気持ちがあったので、だいぶ時間はかかりました。「もう怒ってもいい」と自分で思えた途端、ブワーっと泣けてきました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
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ゆみこさんにとって、怒りの感情を認められたことが、大きな変化となったのですね。
はい、本当にそうだと思います。
ゆみこさん
ゆみこさん

 コツコツ続けた鏡のワークで起きた変化

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校オンラインでは、侑嬉先生の講義やQ&A、色々なワークなどもありますが、どのように活用されてきましたか?
せっかく色々なワークがあって、zoomで参加する機会もあったのですが、当初はカメラで顔出しができませんでした。

 

アトピーのことで何十年も自分を責め続けた結果だと思うのですが、実は自分のことがとても嫌いで、価値がないと思っていたことにも初めて気づき、衝撃で涙が止まりませんでした。

 

しかし、それで心がスッキリしました。やっと1年経った頃に、侑嬉先生のQ&Aで初めて顔出しすることができました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
それは、おめでとうございます!
それまで色々と理由をつけて、きちんと顔出しはしていませんでしたが、やっと気持ち良く参加できたと感じました。
ゆみこさん
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思考の学校事務局│ちほ
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顔出しすることの大切さは、侑嬉先生も仰っていますよね。
はい。大切なのは分かっていたのですが、なぜかカメラのボタンが押せませんでした。少しずつ、「大丈夫」と思えるようになりました。
ゆみこさん
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思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
少しずつ「大丈夫」と思えるようになったのですね。自分を嫌っているということに気づいてから、顔出しをして参加できるようになるまでの間に、何か取り組みはされていましたか?
鏡のワークを試みてはいたのですが、初めは順調ではありませんでした。「肌が綺麗になったね」と鏡に向かって言いたい気持ちはあっても、鏡に向かい合うことができませんでした。

 

すごく遠い場所から、チラッと鏡をみる程度のことも難しかったです。遠い位置から、鏡が見えるかどうか分からない距離から少しずつ、それを繰り返しました。それでも、全く出来ない時期もありました。

 

その間も、思考の学校の授業の音声は通勤中などに何度も繰り返し聞いて、「やっぱりやってみよう」と心に決めてからやっと鏡に向かえるようになってきました。

ゆみこさん
ゆみこさん

 職場や仕事にも変化が!反対していた夫がまさかの後押し

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
ずっと諦めずにコツコツと取り組まれてきたのですね。

 

素晴らしい変化だと思います。お肌や体調、お父様のこと以外に、何か変化はありましたか?

とても良い職場で仕事ができるようになりました。

 

これまで、上司が威圧的に思えたり、自分の意見が聞いてもらえない不満がたまったりして、少し働いては体調不良で辞めるという繰り返しでした。

 

しかし、思考の学校で学びはじめてからお仕事を探すと、面談時の担当者の方は私の条件をよく聞いてくれて驚きました。

 

今働いている職場では、みなが親切で、助け合いができていて、団結力があって「こんな職場があるなんて」と感動しています。スイーツの販売に携わっていますが、社員の方は威圧的ではなく、働いている人みんなの意見を聞いてくれます。この職場なら続けていけると思えました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
お父さんの見直しが仕事の変化にもつながっていくことを、他の受講者さんからもよく聞きます。すごく良い変化を経験されたのですね。
はい、本当にそう思います。自宅でよもぎ蒸しのサロンもしていますが、お客様の様子も変わってきたように思います。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
具体的に、どのような変化があると感じておられますか?
以前は、続けていただきたいと思って提案をしても、キャンセルや1回きりで終わるお客様が多かったです。

 

今は、続けてくださる方もいて、よもぎ蒸しの良さを感じられるだけでなく、楽しくおしゃべりをしてくださる方もいらっしゃいます。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
よもぎ蒸しのお仕事も、気持ちよく出来るように変化してきたということですね。
はい。以前はお客様に対してドキドキしたりビクビクしたりして不安も抱えながらお迎えしていましたが、今はそのようなことが減りました。

 

自分が不調で大変だった頃は、もう諦めようと思っていましたが、今は落ち着いて準備してお客様をお迎えしています。

 

反対していたはずの主人も、自分が諦めようと思っていた時に背中を押してくれました。応援してくれるようになって、何もかもガラッと変わりました。

ゆみこさん
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思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
お仕事も気持ちに余裕を持って行えていて、良かったですね!ご主人との関係はどうだったのでしょうか?
父と同じで、上から目線で威圧的で、私の意見も聞いてくれなかったので、嫌いでした。思っていることは話せず、自分の言うことが絶対正しいと言わんばかりの態度でした。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
お父様と同じタイプの方をパートナーに選ばれたのですね。
はい。意識してはいませんでしたが、とても似ていると気づきました。
ゆみこさん
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思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
ご主人のことについても見直しはされたのですか?
実は、まだ特にはしていません。これまで何十年、子育てのことなどを含めると、全部書き出すのが大変だなと思ってしまい、少し見直したくらいです。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
少しの見直しでこれだけの変化があったのだから、これからきちんと見直しをするという楽しみもありますよね。
はい、そう思います!
ゆみこさん
ゆみこさん

 順調にはいかなくても…コツコツ続ける先に見える光

思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
ノートへの書き出しがご自身の怒りという感情に向き合うきっかけとなり、色々なことが変化していったとのお話でした。もう少し、書き出しについて詳しく教えて頂けますか?
初めは、本当に簡単なことしか出来ていませんでした。感情がうまく出せなかったので、「今日はどんな気分?」と自分で自分に話しかけるようにしていました。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
「怒ったら負け」と仰っていましたよね。どのように、怒りの感情に気づいていきましたか?
怒りの感情を持っていたことすら気づいていませんでした。しかし、子供たちの素直な感情をみていて、意外と怒りはたくさんあるかもしれないと、少しでもイラッとしたことがあれば携帯のメモに残して、ノートに書き出していきました。

 

最初は簡単な日記のようでしたが、徐々にちゃんと書けるようになりました。

ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
少しずつコツコツと続けてうまく活用できるようになったのですね。他の受講生の方々も、みなさんが順調に出来るわけではないので、とても励みになると思います。
子育てをしていると、自分の思いどおりにいかないことばかりで、どんどん自分の感情がどこかにいってしまって、気づけば子供中心になっていました。自分でもそのことに気づかず、怒っていたことも全然分かりませんでした。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
ゆみこさんが感情を抑えていたぶん、周囲の方々が代わりに怒ってくれていたのかもしれませんね。
はい。みんな怒っていたと思います。怒っているか、怪我をしているか、体調を崩しているかで、みんな何かを抱えていました。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
それは大変でしたね。ご家族がそのような状況だったのですか?
はい、祖父母も含めて、そのような状況でした。徐々に怪我や病気の心配が減って、少しずつ穏やかになってきたと思います。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
心が穏やかに生きていけるのは幸せなことですね。
今のゆみこさんのように、「私、怒っていたんですよ、アハハ」と言える人は、本当にすごく変化されているという印象があります。
本当ですね!怒りの感情に気づけて良かったと思います!
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
これから思考の学校に入ろうか迷っている人に、ひとことお願いします!
本当に、みなさんに勧めたいです。私は、「生きづらいな」と思うことが多かったですが、自分の感情を全部出して良いと思えるようなりすごく楽になりました。同じように思われている方に、ぜひ勧めたいです。
ゆみこさん
ゆみこさん
思考の学校事務局│ちほ
思考の学校事務局│ちほ
素晴らしい変化を聞かせて頂き、ありがとうございました!

 思考の学校で新たな一歩へ!

「怒り」という感情に蓋をして、その存在に気づかない毎日を送っていたゆみこさん。「怒っても良い」と知ってからも、自分が何に対して怒りを感じるのか気づくまでに時間がかかったようです。

思考の学校オンラインで顔出しができなかったり、ノートへの書き出しがうまくできなかったり、鏡のワークで鏡に向き合えなかったりと、初めのうちは難しいこともありましたが、コツコツ自分ができる範囲から諦めずに取り組んだことで生活や周囲の人たちの状況が良い方向へ変わりました。

昔の悩んでいた自分のことを「アハハ」と笑いながら、終始笑顔でインタビューに応じてくれたゆみこさん。思考の学校は、自分では気づかない心の奥底にある感情に気づき、現実をも変えるようなきっかけを生む場所です。

今の生活をどうにかして変えたいと思っている方は、ぜひ一緒に新たな一歩を踏み出しましょう。

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